- 2021年9月30日
- 投稿者: yasashiite
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九州エリアの医療法人・社会福祉法人グループ
医療法人・社会福祉法人グループの業務効率化推進
1.出会い
経営層同志の他研究会等での交流を通じてご支援関係に発展しております。
医療法人・社会福祉法人と雖も、社会経済情勢の変化に連動する医療制度・介護保険制度の改革への対応を迫られています。国の財政状況が厳しいこととも相まって、診療報酬・介護報酬の各配分の仕方にも効率化・重点化の傾向が表れていますが、こうした流れに鋭敏に反応されて、ご相談を頂戴し、コンサルに入らせて頂いております。
2.ニーズ
生き残り戦略としての業務効率化の徹底、そのための聖域無き社内制度改革断行への支援の要請を頂きました。
3.支援内容提案等
経営層の認識する経営課題と、コンサルがヒアリング・実査等を通じて知り得た情報分析を基に提示する経営課題との擦り合わせを実施し、その上で、課題解決の目的と法人目標設定・優先順位を明確化し、次の支援内容実施での計画支援の承認を得て、支援開始致しました。
①管理者意識改革を後押しし、さらにそこから従業員の意識改革に繋げること、②業務効率の良いサービスフローを基幹システムの機能連動も睨みながら確立すること、③確立したフローを手順書に落とし込み、組織に業務フローを安定的定着させる仕組みに昇華すること、④手順書に基づき、事業所管理者層が、一人一人の業務指示(ディレクション)を的確に行えるようにし、業務の再現性をも確保すること、⑤営業行動を実践的に行える進捗管理の仕組みを構築すること、⑥処遇改善制度等を加味した、給与制度改革を進めること、さらには、その先において⑦職務役割制度導入に関する検討を進めること。
全工程表をお示しして、支援の開始となりました。
4.支援開始
全体工程表に基づくプロジェクト支援としてスタート致しました。
管理者の役割・マネジメント・業務オペレーション等に関して、長年に渡り蓄積してきた、やさしい手ノウハウ・経験を活用しながら、集合研修等も実施しています。
すなわち、実際に長年介護経営を行っている、現在進行形の介護会社やさしい手だからこそ出来るコンサル支援をさせて頂きました。
また、実際に生きた手順書となるよう留意し、セグメント毎の管理者層向けのグループワークの設定を行い、自ら能動的に考え、あるべき自分達のセグメント手順を再検証するよう働きかけ、グループワーク開催を支援し、助言と情報提供を実施致しました。
各管理者層には自ら解決策を紡ぎ出す思考性はもとより、法人の方針展開に沿って、力を結集して、解決に当たる思考醸成をもご支援実施しております。
各セグメントの行動の見える化を、あたかも時間割の如く詳細を開示して頂きながら、どこを効率化できるか、手順にムリ・ムラ・ムダがないか、業務の選択と集中によって軽減ないし効率化出来る部分がないか等を熱い議論をしていた頂き、業務スケジュール、業務手順の見直しが進みました。
そして見直した手順書をもとに、管理者層がそれぞれの現場で、実践に移して頂いております。
なお、各支援日には、全体工程表に基づいて朝一番で法人責任者とその日の具体的支援内容を再確認・擦り合わせするとともに、夕方支援終わりで、再度面談し、その日の成果・課題について振り返りの上、取り組み内容の修正等を議論し、次の支援につなげるということをプロジェクト期間中定例化して実践しています。
処遇改善加算等の効果的活用においては、本部人事部とも擦り合わせを実施し、やさしい手グループの手当の種類・設定、支給基準等の実践例を示しながら、スタッフの就労意欲の向上とともに、組織貢献意識・成果意識醸成に繋がるようご助言を実施しています。
さらにその先の発展形として、職務役割制度の導入等の提案の他、私費サービス制度の組み立て等もご支援を実施しております。
5.業績伸長
結果、グループ全体で億単位での業績伸長となって表れ、さらなる発展を遂げていらっしゃいます。