やさしい手開発のケアプランデータ連携システム「むすぶくん」開発秘話をご紹介します!

こんにちは。

やさしい手でケアマネジャーをしている飛田です。

やさしい手開発のケアプランデータ連携システム「むすぶくん」開発秘話についてお伝えしていきたいと思います。

はじめに~システム開発の裏話~

いよいよ、2023年4月から厚生労働省が介護分野における業務効率化を図るため、

居宅介護支援事業所と訪問介護事業所などのサービス提供事業所との間でICTを活用して連携を目的とした「ケアプランデータ連携システム」が本格的に始まります。

改正のたびに新しいサービスや加算などが増え、ケアプランなどの帳票類の作成も複雑になってきて、

書類のチェックやファイリングなどケアマネジャーの負担はどんどん増える一方です。

今後、このデータ連携システムを活用することによって、ケアマネ業務はどんな風にかわっていくのでしょうか。

思い起こせば、私が介護のお仕事を始めた2000年4月はまだまだ介護システム自体が少ない時代で、利用票も提供表もここの小数点は繰り上げて・・・

なんて電卓片手に手計算していました。

それが、今や時代はDX。

医療や介護の世界もICT化、DX化がどんどん進んできて機械音痴の私は時代についていくのに必死ですが、

最近は担当者会議やカンファレンスでも、ZOOMやタブレットなどをスマートに使いこなしているケアマネジャーやサービス事業所の方も増えてきましたね。

さて、「やっと終わった~」と思ったら、すぐにやってくる毎月のアレ。

「月末月初の提供票の送付と実績の入力」皆さんはどうされていますか?

提供票を印刷して事業所ごとにFAXしたり、提供票に定規を当てて1つ1つ確認しながら実績を入れたりするあの作業、

地味に手間と時間がかかり、目がショボショボするばかりか「間違えたら事業所さんに迷惑がかかってしまう」なんてストレスもあります。

実は、やさしい手の社内では既に昨年よりデータ連携化が進み、「データ連携」のボタン1つ押すだけで数十人、

数百人分の実績データが自動で取り込めるようになっていて、これがもの凄~く便利なんです。

洗濯板で洗っていた洗濯物が、全自動洗濯機に変わったくらい便利です(笑)

むすぶくんを通じて、たくさんのケアマネジャーやサービス事業所の皆様に、このシステムの便利さをぜひ実感して頂ければと思っています。

ところで、昨年発表されたデータでは2022年度のケアマネジャーの平均年齢は53.3才だとか。

皆さんもうすうす気が付いているかもしれませんが、ケアマネジャーの平均年齢は年々上がってきています。

やさしい手でも30代から80代までの幅広い年代、経験のケアマネジャーが活躍して下さっていますが、

いろいろな年代の方が活躍しているのも、居宅支援事業所の特徴の1つではないでしょうか。

「むすぶくん」も、たくさんのケアマネジャーの「どんな年代でも使いやすい」「こんな機能あったらいいな」の意見を参考に、

コンセプトは「簡単」「シンプル」「高機能」そして、事業所同士で連携しないと活用できないので「たくさんの人に使って貰えるように無料!」でスタートしました。

実際には、デザインや機能性を1つ1つ検討しながらシステム開発していくのですが、エンジニアさんとケアマネジャー、そもそもお互いに専門用語が分からない・・・(笑)

イメージをお伝えしても表現が分かりにくかったり、操作が難しかったり、データがうまく反映されなかったり・・・。

1つの機能が完成する度にケアマネジャーが集まって操作性を確認するのですが「上手くできているかも?」「ダメだ~」とたくさんの紆余曲折があり、

今回のコラムを出すまでに完成するのかドキドキしていましたが、ついにシステムが完成しました!

せっかくの機会なので、1人でも多くの人にむすぶくんを知ってもらえるように開発担当者によるおすすめポイントをお伝えさせて頂きたいと思います。

開発担当者が語る、使って実感「むすぶくん」おすすめポイント!

かんたん便利!自動で実績化

むすぶくんで共有されたCSVデータを事業所でお使いのシステムに取り込むだけで簡単に実績化。

異なるシステム同士でもデータ連携が可能です。実績を入れる作業がなくなり、入力間違いなどのヒューマンエラーも減らせます。

※ご利用のシステムによってはCSVデータの取り込みが出来ない場合がございます。

データ連携はドラッグ&ドロップでポイっと入れるだけ

連携したいデータをむすぶくんにドラッグ&ドロップで入れるだけで、提供表は自動でサービス事業所ごとに仕分けして、選択した事業所に送信できます。

もちろん送受信の記録も確認できますので「送ったかしら?」と不安になった時は確認も出来ます。

ケアプランデータの他にも様々なデータ連携が可能

標準化仕様のケアプランや提供表はもちろん、住環境や身体状況の写真、お薬情報が載ってるPDFなど、

共有しておきたいデータがFAXやメールなど使わずむすぶくんで一括共有ができます。

業務の効率化、コスト削減

データでファイリングが出来るので紙でファイリングする必要がなく、印刷や用紙にかかるコストや時間の削減が可能です。

利用料は無料!!!

むすぶくんの利用は無料です。

登録はインターネットから簡単に約5分程度で完了し、

連携している事業所に招待メールを送る事が可能ですので、

契約やコスト面での負担がなく、連携もスムーズです。

最後に

さて、この便利なむすぶくんですが、実はまだ開発は現在進行形。

もしかすると、将来的にはオンラインでモニタリングしたり、ケアプランデータ連携を使ってご利用者にケアプランを交付したりする時代が来るかもしれません。

むすぶくんも時代のニーズや、ケアマネジャーの皆さんからのご意見を参考に、今後さらに使いやすいシステムにバージョンアップしていく予定です。

便利なケアプランデータ連携システムむすぶくん使ってみて下さいね。

システムの詳細については、下記のむすぶくん画像をクリックしてぜひご覧ください!

下記サイトの「無料で使ってみる」から実際にご登録が可能となっております。

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