細菌とウイルスって違うの?

人に病気を起こす病原体に細菌やウイルスがありますが、その違いをご存知ですか。

猛威を振るっている新型コロナ感染症もウイルスによるものです。

インターネットで、長崎大学様、群馬大学様などの掲載物を拝読し、にわか知識を得ましたが、実は私も最近まで同じようなものだと思っていました。

ところが、細菌とウイルスは、構造や性質が全く異なりますので、素人知識で市販の薬を飲み続けますと効果が期待できないどころか、副作用に苛まれる結果になる恐れがあると記載してありました。

下記に記載内容の概要をご紹介いたします。

尚、予防策には何れの感染症にも下記が有効と記載されていました

手洗い・うがい・予防接種・バランスの取れた食事・十分な睡眠・・・・・。

細菌(英名 バクテリア)

①構造

細菌は単細胞生物で、栄養源さえあれば自分と同じ細菌を複製して増えて行くことが出来ます。水に濡れたスポンジの中でも増殖します。

人に感染すると体の中に定着して栄養を取り込み、そのエネルギーで細胞分裂して2倍ずつ増えていきます。そして毒素を出して人の細胞を傷つけ、さまざまな症状を引き起こします。

人の体には多くの種類の細菌がいて、皮膚の表面や腸の環境を保っており、病気を起こす有害な細菌もいますが、納豆菌やヨーグルトのビフィタス菌のように有用な細菌も存在します。

②病例

結核・赤痢・コレラ・食中毒(ノロウイルスを除く)・・・・・・・。

③治療法

抗生物質や抗菌剤を使用して治療します。細菌の構造を壊したり、増殖する仕組みを妨害することで効果を発揮しますが、あらゆる薬が効かない耐性菌が既に出現しています。

ウイルス(旧名 ビールス)

①構造

ウイルスは生物ではなく物質であり、とても小さく(細菌の50分の1程度)自分では細胞を持ちません。

従って、単独では増殖できず、人や動物の細胞の中に入って増殖して行きます。

ウイルスは水に濡れたスポンジの仲ではしばらくすると壊れてなくなってしまいます。

人や動物の細胞に侵入すると、その細胞の中にあるたんぱく質などを利用して自分のコピーを大量に増やし、細胞の外に出て行きます。ウイルスに侵入された細胞は破壊され、増えたウイルスは次から次へと新しい細胞に侵入し、細胞を破壊しながら増殖して行きます。

破壊された細胞が一定数以上になると、症状が現れます。

②病例

風邪・鼻水・気管支炎・咳風・インフルエンザ・はしか・AIDS・肝炎・エボラ出血熱・デング熱・・・・。

③治療法

抗ウイルス薬で治療しますが、インフルエンザ、帯状疱疹等を除いて、有効な抗ウイルス薬はほとんどありません。ウイルスは大きさや仕組みが細菌と異なりますので、抗菌剤は効果がありません。

ワクチンは、無毒化したウイルスを体内に入れて免疫力を高め、実際に感染した時に急激にウイルスが増殖することを抑えます。

 結論

発熱した時に、素人判断でむやみに市販の薬剤を服用するのは危険です。

医療機関を受信し、医師に症状を詳しく伝えて指示に従って下さい。

弊社が、新型コロナウイルス対策として開発した「発熱管理システム」をこの度 更に「健康管理システム(ばいたるイルカ)」にバージョンアップさせました。

是非一度ご覧ください。

https://demo.yst-vital.com/